停滞期が起こる理由
体のどのような仕組みが要因で、ダイエットをすると停滞期が起こってしまうのでしょうか。
停滞期というものをダイエット中に迎える要因というものがあるのです。
人間の体にもともとある機能として、ホメオスタシオスという飢餓状態でも数日は生きていられるようなものがあるそうです。
体温や血糖値などを生きていくために必要な数値におさめるために、代謝やエネルギーの吸収率などをコントロールします。
食べ物を何かの理由で体内に摂取しないことを続けると、体を生存させるための機能を、体は危機的状況と判断して働かせるのです。
あまりカロリーを摂らなくても体の中のエネルギーが十分保たれるように代謝をダウンさせたり、食事から摂るエネルギー量を増加させます。
これが原因でダイエットの停滞期が起こります。あまりカロリーを摂取しなくても、基礎代謝や運動するときのカロリーが減るのを抑えて体を存続できるようにするのです。
ホメオスタシオスの機能のおかげで、生きていくためには不可欠とはいえ、ダイエットしてもカロリーが消費されにくくなり、体重がなかなか落ちないのです。
停滞期がダイエットのときに起こる仕組みです。
できるだけエネルギーを使わないように省エネになるのが停滞期中の体です。
少しでも余分があると体脂肪として溜め込みます。
脳がカロリー不足の状態に対して危機感を覚え、ホメオスタシオスの活動を促進させていることから起きます。
ダイエット中に停滞期が起こるのは体の機能として当然のことだといえるでしょう。
不可欠なのは停滞期にきちんと対応をすることで、ダイエットは滞りなくできているということだともいえるでしょう。